満腹詩人ブログ

ぐっすり眠ってたらふく食らい、好んで味わうセンチメンタル。悩みらしい悩みもないのだけれど、幸せだとは思っちゃいない。ぼくもあなたも「まんぷくしじん」- まだ何を書いていくか定まらない多文量ブログ。

素晴らしすぎて打ちのめされたから、あなたが映画『パシフィック・リム』を劇場で観るべきただ2つの理由

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8月某日。
パシフィック・リム』を観た。
素晴らしすぎて打ちのめされた。

 

なるべく多くの人が劇場で観ればいいのにと思ってしまったから、
これからここで全力でステマしますね。

ステルスできてないただのマですけど。
そしてたぶん影響力ゼロだろうけど。

 

いいんです。
すでに観たというソウルメイツたちに向けて、
「スコシオサエテ」「愛しています」
みたいなことを叫べればとりあえず満足なので。

誰にも届かなくても私は大丈夫です。

 

もちろん、もしこの記事を読んで、
この映画を劇場で楽しもうとしてくれる人が
ひとりでも増えたなら、そんなにうれしいことはない。

というわけでここからオススメ記事本編です。

 

予告編以上のネタバレはしないように書きました。
小ネタとかもないです。あるのは愛のみ。

 

 

劇場で観るべき理由① とにかくデカい

デカいのはもうそれだけで価値がある。
だから劇場で観てくるべきです。

 

私は、映画をなるべくまっさらな気持ちで観ることを
極端に好むので、観ると決めた映画は
予告編も一切目にしないように努力して過ごします。

 

(余談ですが、耳は閉じられないため、
劇場で予告編が流れ始めた時には、
音を聞かない努力をします。
あのときがそういうときが私の人生で一番、
意志の力を使ってる可能性があります。)

 

でも予告編くらい観るのは気にしないという方、
本作の予告編をご覧になっていない方は、
ひとまずこちらの公式予告編動画をどうぞ。

 


映画『パシフィック・リム』予告2(字幕版)【HD】 2013年8月9日公開 - YouTube

 

・・・ご覧になってくださいましたか?
まあ観なくてもこれから言うことは変わりません。

 

ところで、あなたがこれを読んでいる画面は何インチでしょう?

 

たぶんほとんどの方は映画館よりはいくらか
小さい画面をお使いだろうと思うんですけど。
なんなら手のひらサイズでご覧になっている方もいるでしょう。

 

なので、ちょっと想像してみて欲しいんですよ。

 

さっきの予告で動いていたような、
見上げるようなサイズの「ロボット」や「怪獣」が、
画面いっぱいに動き回る様を。

 

座席が振動するような大きな音を立てて、ですよ。

 

・・・想像できたでしょうか?

 

想像できた人は、ぜひ劇場へ足を運んでください。
たぶんあなたの期待以上の体験がそこにあるでしょう。

 

想像できなかった人も、ぜひ劇場へ足を運んでください。
あなたはこれまで以上の想像力を発揮できるようになることでしょう。

 

ここまでまったく読んでない人も、
もちろん劇場へ足を運んでください。

 

とにかくね、デカイですから。

 

パシフィックリムの、
もはやアトラクションといって差し支えないような
極上の映像体験と、本能で感じるデカいもののデカさを楽しむために、
劇場で実際に観ることよりも優れた方法が思いつきません。

 

この映画はどうしたって「ロボット」や「怪獣」がウリの映画に見えます。

実際そういう雰囲気が好きな人にとっては、
カッコ良過ぎてチビりそうになるシーン続出であるため、
上映時間も2時間を超えることですし、
必ず事前にトイレに行っておくことには賛同します。
涙腺が緩い人はハンカチの用意を。
カッコ良すぎて涙が出るという、
未曾有の事態も懸念されます。

 

でももし、そういう雰囲気がお好みではなく、
「ロボットや怪獣の映画だから、
自分の楽しめる作品じゃなさそうだな」と考えて、
この映画を劇場で観る候補から外している人がいたら、
「もったいないから観なよ!」と声に出して言いたい。

 

ていうか私の代わりに今あなたが音読してください。
「逃すのはもったいないからとにかく観ようパシフィックリム!」

 

それくらい、あのデカくて重い感じが、
エンタメとして最高級なものに思われました。

 

鎌倉の大仏も、
靖国神社の大鳥居も、
観たこと無いけどギザのピラミッドも、
ただただ、デカい。

 

デカイからみんな見に来るわけですよ。
それ以外の理由ってあるんですか?

 

デカいということはそれだけで、人類にとって
観るべき価値があるってことじゃないですか?
違うんですか? よし、違いませんよね!
だったら迷わず観たら良いじゃないですか。

 

パシフィックリムに出てくる巨兵、
イェーガーはもう文化遺産みたいなモンですよ。

 

デカいはそれだけでありがたいんですよ。

 

デカさは嗜好なんか超越するんですよ!

 

 

劇場で観るべき理由② 監督がいい人

とにかく監督がとてもいい人なんですよ。

 

youtube貼るので観て下さい。
映画の宣伝のために、日本のテレビ番組に出演してくれた
ギレルモ・デルトロ監督のご様子です。

 


ギレルモ監督、秋葉原でお買い物~パシフィック・リム - YouTube

 

秋葉原ではしゃぐギレルモ監督。
憧れのあの人に思わず抱きついてしまう監督。
もはや萌えキャラといっても過言ではないのではないでしょうか。

 

現場での過酷な撮影に、
役者さんが疲れてきたときには、
監督自ら「トトロの歌」で励ましてくれたらしいですよ?※2

 

ね、ほら。
いい人でしょ?

 

もうひとつ貼っちゃおう。


视频: 愛菜&凛子&ギレルモ監督inお台場~パシフィック・リム - YouTube

 

お台場ではしゃぐ監督。
等身大ガンダムに参拝してしまう監督。
ああもう、涙出ちゃいますね。

 

こんなに澄んだ眼をした素敵な人に、
「日本が好き」「怪獣が好き」みたいなことを言われたら、
もうこっちは黙って映画観てあげるしかないじゃないですか。

 

だから劇場行きましょうよ、ね!

 

 

まとめ

あなたがこの夏、
パシフィック・リム』のために劇場へ足を運ぶ理由。

 

それは、
デカいものを見るため。

そして、
監督がいい人だから。

 

このたった2つで、理由はもう十分過ぎるということを、
すっかり良くお分かり頂けたかと思います。

 

なにせ、劇場で観るべきデカさ。
しかも監督がむっちゃいい人だし。

 

あとは芦田愛菜ちゃんのハリウッドデビュー作らしいし、
吹き替え版なら私の大好きなケンドーコバヤシもいるよ。

 

CDの売り上げが低迷していると言わる音楽業界で、
多くのバンドにとってのライブの意味が、
以前よりもずっと大きくなっているのと同じように。

 

いくら家庭における視聴環境が良くなっても、
劇場の存在意義は在り続けるということを、
確信させられた作品でした。

 

唯一注意点としては、
本作は映像の動きが大きく激しいです。

 

乗り物に酔いやすい方などの観覧は、
様子見のため初回は2D版で我慢して頂いたり、
ちょっと目を閉じて休みたくなったときにも
話の展開を耳で追いやすそうな吹き替え版を選んだり、
自分なりの対策を心がけた方が良いかも知れません。

 

弟がプレイするドラクエを眺めるだけでもぐったり酔えるような私は、
この作品見たさにすっかり油断したまま映画館に臨みましたが、
何とか最後まで無事に、楽しく健やかに観ることができました。

 

では皆様。すでに劇場に行く気満々になっているとは存じますが、
ケンドーコバヤシによる本作の紹介動画を見かけたので、
だめ押しにそちらもご紹介させて頂きます。

 


教えて!!!!!!ケンコバ先生~オトナの「パシフィック・リム」講座

 

みてください! ※3

 

 

※1 作品公式サイトダウンロードコーナーより縮小引用

※2 参考記事1 参考記事2

※3 参考動画 上映スケジュール(ユナイテッドシネマとしまえん)

 

 

ケンコバ伝説 (よしもと文庫)

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応答せよ 巨大ロボット、ジェノバ

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